長期休暇

テストが終わり、8月の頭頃から夏休みが入った僕の精神衛生は良くなった。

 

睡眠時間が増え、地元のツレやらなんやらと遊び、それなりに満喫できた。

 

クーラーをつけなくてもいい気候、涼しい風が僕の部屋のカーテンを揺らし、秋の訪れを部屋で一人ぼんやりと感じていた。

 

秋の訪れはこの長期休暇の終わりを意味し、また再び大学に通わなければならないことは僕を憂鬱にさせる。

 

夏が過ぎていくのをこんなにも惜しいと思ったのはもしかしたら初めてかもしれない。

 

小中学校の夏休みと言えば基本的に宿題とサッカーだった。

 

午前中宿題をやり、午後はサッカーの練習。

 

当時は嫌で嫌で仕方がなく、おばあちゃんとおじいちゃんを死んだことにして練習をサボったことが今では懐かしい。

 

おじいちゃん、おばあちゃん、ごめんなさい。

 

今、サッカーを辞め、全く縁の無かったバスケとモタスポをゴリゴリ見ている自分。

 

中学の僕が今の僕を見ると「お前ルーニーはどうしてん」と言われそうだ。

 

高校になるとサッカーが消え、勉強量が増えた。

 

なんだかよく分からない夏休みだった気がする。

 

あまり記憶に残ってない、ということはそうなのだろう。

 

バイクに乗ってラーメン巡りしてた記憶しかない。

 

そういえば近畿大学オープンキャンパスで知らん奴ともめたこともあった。

 

そんな夏休みは記憶に残るわけなく、僕は高校の夏休みというものを何か残したいと思ってはいたが、大抵のショボい人間の例に流されない夏休みを送ってしまっていた。

 

部活動たるものをしていれば変わっていたか?

 

サッカーをあのまま続けていればよかったのか?

 

今ではフットサルをするくらいで、大学のフットサルの「フ」の字も知らない連中にシザースを決めまくって無双している情けない日々。

 

僕には忍耐力が無い。

 

というより、何かをコツコツと続けて達成するみたいなことを信じていない性格で、何かドバッと大きな波のようなものがないと変わらないと思っている。

 

環境の変化とか、そういうのがないと変わらないと思っている。

 

まぁだからこそ、去年の夏受験勉強が捗らないことになったのだが。

 

ただ、最近は明確に「どこにいき、なにをした」みたいな出来事がなくても、「誰と過ごしたか」を意識するようになってきて、その辺は成長できたのかなという感じがしなくもない。

 

長期休暇の有効活用といえば、本当は車の免許をとりにいくはずだったのだが、なんだか遊ぶ予定を優先したい気分だったので辞めた。

 

また春休み取ろうと思う。

 

どうせ筆記試験は免除だし。

 

なんにせよ僕の長期休暇はもうじき終わることになる。

 

単位が取れているかが7日に分かり、履修ガイダンスがあって、履修登録をする。

 

秋学期が始まる。

 

大学が始まる。

 

京都の寒空は多分僕の心模様をバッチリと翻訳することだろうよ。